自動車や船舶を覆うボディ、街にそびえるビル。
高速道路や橋梁の骨組み、住まいの電化製品など。
私たちの生活を、より豊かで便利にしてきた様々なモノたち。
そこには、必ずと言っていいほど“鉄”が使われています。
場面や用途によってカタチや性能を様々に変えて、
“鉄”は、私たちの社会を支えています。
では、そんな鉄はどうやって造られるのでしょうか。
真っ赤に熱せられた鉄は、圧力をかけられ、長く延ばされることで、
平らな鋼板や厚板、様々な形状の形鋼へと姿を変えていきます。
ただの鉄のカタマリに、カタチを与え、命を吹き込むものこそ、
私たちが造っている“ロール”です。
そして、社会の鉄鋼製品の品質を握っているものは、
私たちが造る“ロール”自体の品質なのです。
1,000℃の熱にも強い圧力にも負けない耐久力と、
どこまでも滑らかな表面を持った、
世界に誇る最高品質のロールを造り上げる。
私たち職人は一丸となって、経験と技術を磨き続け、
情熱を注いだロールをお届けします。
軽くて丈夫な鋼板、キレイな曲面を描く鋼板。
新幹線や電車が走るレールから、何十年も荷重に耐える形鋼まで。
産業基盤を支える高品質な鉄製造に欠かせないロールメーカーとしての、
責任と誇りを胸に、今日も社会を回していく。
～時代が求める鉄鋼技術の発展を支えるトップメーカー～日鉄ロールズ
