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製造工程と製造方法

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製造工程

製造工程

CPCハイスロール

当社はCPCContinuous Pouring process for Cladding)法により、他社に先駆けて耐摩耗性・耐肌荒性・耐強靭性に極めて優れたハイスロールの実用化に成功しました。CPCハイスロールは日本製鉄(株)をはじめ多くの熱間圧延工場で画期的なロールとして高く評価されており、その適用が急速に広がっています。

CPCハイスロールは、強靭な鋼系芯材に外層材となる溶湯(耐摩耗性・耐肌荒性に優れた材料)を連続的に鋳掛け、芯材と溶着させるという特殊な製造方法の高機能・複合ロールです。
外層材に高硬度・高耐摩耗性を有するハイス材を、芯材に強靭な鍛鋼材を適用することにより、従来の高合金グレン鋳鉄ロールに比べ、耐摩耗性が約5倍、耐肌荒性が約4倍、耐強靭性が約2倍と極めて優れた性能を達成しています。
また、CPCハイスロールの使用は鉄鋼メーカーの圧延工程に画期的な進歩をもたらしました。ロール原単位の飛躍的向上はもとより、圧延製品の寸法精度・表面性状など製品品質の改善、ロール起因による圧延規制が大幅に緩和され圧延時の操業効率や在庫管理の効率化など、多大なメリットをもたらしています。

CPCハイスロール

遠心鋳造ハイスロール

多様化するニーズに応えるために、CPCハイスロールの豊富な使用実績に基づいた最新の材料技術および遠心鋳造プロセスに適した材料設計と高機能なロールを製造するための遠心鋳造設備、熱処理設備により高品質な遠心鋳造ハイスロールを実現しました。

遠心鋳造ハイスロール
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